被災地支援活動(6月3日 石川県穴水町)
2024年6月3日に、石川県穴水町にて、被災地支援活動を行いました。
この日は、当日朝6:31に地震が発生し(石川県震度5強、 富山県内震度3)、緊張が高まる中での訪問でした。
「再び怖さを思い出した」
現地では、そんな声も聞かれました。
アロマを使ったハンドマッサージを行いながら、被災者の方がたのお話しをお聴きしています。
女性支援に長く携わっている相談員や医療従事者、アロマテラピーの専門家など、私たちNPOメンバーそれぞれが持つ強みを活かし合って、支援活動を続けています。
また、私たちNPOのこれまでの活動におけるネットワークを活かし、石川県穴水町に拠点を置き支援活動を行っているNPO法人レスキューストックヤード(名古屋市)、一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと(青森市)の2団体から支援状況を伺い拠点地を見学することもできました。
能登半島地震の発生からまもなく半年。
今でも石川県内では2,288人が避難をしています。
3月中旬ごろには停電は復旧し、断水は5月末にようやく解消されたと報道されていますが、
半年経つ今もまだ、支援は十分ではありません。
これまでの経緯や現状、必要な支援など、
今回お聞かせいただいたことを活かし、関係者と連携協議しながら今後も支援活動に取り組んで参ります!
~6/25放送 テレビ愛知より~
レスキューストックヤード 浦野愛さん:
「失った大きさを現実として突きつけられて精神的につらい状況の人もいる。お酒の量が増えて、アルコール依存症の心配があったり、引きこもりになって生活不活発な状態になっていたり、DV、家庭内暴力。そんな問題も起こっている」
被災者の心のケアや解体する家屋の片付けなど、ボランティアの形は様々あり、被災地では今、そうした人の力が必要だと言います。
レスキューストックヤード 浦野愛さん:
「みんながリラックスできるように、例えばハンドマッサージやリラクゼーション、散髪やネイル。リラックスできる場をつくるのが、好きな方、得意な方がいると思う。家の片付けをやってほしいという人もいる。
(震災から)半年まもなく経つが、ボランティアはもうひと段落だよ、とは全く思っていなくて、むしろこれからもっともっとボランティアの方に足を運んで、被災された方の話をいっぱい聞いて、被災地の力になれることがまだまだたくさんある」